数ヶ月前に購入してきたレクサスGSですが、車高調自体は車を購入してすぐに購入していたのですが、なかなか取り付けるタイミングもなく、ずっと放置しておりましたが、ようやく取り付ける気になったので、車高調の取り付け作業を行うことに。
そこでこの記事では、GS(GRL10/11)の車高調取り付け方法について、簡単に紹介していきます。
おそらく、GSハイブリッド(AWL10)も同じかと思います。
使用する工具

- ラチェット
- スピンナーハンドル
- ソケット(10、14、19ミリ)
- メガネレンチ(19ミリ)
- ※ボールジョイントプーラー(ギアプーラー)
※本来ならボールジョイントプーラーを使用される方が多いかと思いますが、今回はボールジョイントプーラーは使用せず、アッパーアームを触らずに作業しました。
そちらも合わせて紹介していきます。
フロントの車高調取り付け方法

※ジャッキアップ方法については、こちらの記事で紹介しています。

フロントの純正ショック取り外し手順は以下の通りです。
- ABSセンサーの固定を外す
- ロアブラケット固定ボルトを外す
- アッパーマウントのカバーを外す
- AVSアクチュエーターのカプラーを外す
- アッパーマウントの固定ボルトを外す
- アッパーアームとナックルを切り離す
ショックアブソーバーとロアアームを固定しているボルトは、ボルト側もナット側も19mmです。

ボンネットを開けると、アッパーマウントの上部にボルトにてカバーが取り付けされていますので、14mmのソケットを使用して固定ナットを外します。
少し、張り付きがあるかと思いますが、上に持ち上げるだけです。配線が繋がっていますので、そちらもカプラーも同時に取り外します。
ショック側の固定ボルトも14mmです。ディープソケットが必須です。


上下の固定を外しても、ダブルウィッシュボーン式のサスペンションだと、ナックルとアッパーアームに囲まれてしまっているため、上手くサスペンションが取り出せません。
基本的には、アッパーアームのボールジョイントを外して、ショックを取り外す方法が一般的ですが、今回は作業効率を考え、ナックルとロアアーム部分の連結箇所を外して、ショックを取り出しています。
写真が適当過ぎてピントが全く合っておりませんが….。

ハブに刺さっているABSのカプラーを外して、ボルトを2本外して(確か19mmだったと思ったけど、17mmだった気もします。)やればナックルを持ち上げる形でズラすことができるので、これでもショックが取り外せます。


フルタップ式の車高調であれば、ナックルの下部は固定した状態で取り付け出来るので、純正ショックが取り外せた段階で、ナックルとロアアームは連結させてしまったOKです。
アッパーアームを外すより、ロアアーム側を切り離してやった方が楽だし、作業時間は早いかと思います。

あとは逆の手順で車高調を付けるだけです。
ちなみに、GSのフロントショックのレバー比は、1.4です。(車高調整時の参考に。)

まとめ

ダブルウィッシュボーン式の車高調取り付けは、どうしてもスムーズに純正ショックの取り外しが出来ませんので、余分に外す部品が出てきてしまうので、ストラット車と比べると、作業時間がかかります。
基本的にはアッパーアーム側を切り離して作業される方が多い印象ですが、トヨタ車に関してはロアアーム側を外した方が作業は楽かなと思います。
※全てのダブルウィッシュボーン採用車種でそう。ということではないですけどね。
それでは。
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